リフォームをしようと考える理由は様々です。
例えばお年寄りのためにバリアフリーにしたい、設備が古くなってきたから一新したいなど、多くの場合はこのような理由から工事をするものなのかもしれません。
当然、費用もそれなりに掛かりますので、おいそれとできるものではないでしょう。
しかしリフォームのきっかけというのは様々です。
中には、子役のオーディションのために工事をする家庭もあります。
子供のために住まいから変化させるという大胆な選択であり、相当な費用も要するはずです。
声を出せる部屋が欲しい
そもそもの理由は、周りを気にせず声を出せる環境が欲しいという理由からのようです。
オーディションの時には様々な項目でチェックされますが、例えば演技力や歌声などのテストもあるはずです。
テストの大事なシーンでは全力を発揮してもらいたいところではあるものの、家での練習が不十分では結果も出しにくくなるでしょう。
かといって近隣の迷惑になる可能性を考えると、子供に自由に大きな声を出させることは難しく、また、時間帯も限られることで練習時間の都合も付けにくくなってしまうものです。
もちろん、スタジオやカラオケなどを利用するという選択肢もありなのかもしれません。
でも自宅で練習ができた方が親子共々助かるはずです。
スタジオなどを利用するには費用が掛かる上、わざわざ移動しなければいけませんので手間も掛かります。
親からしても仕事で疲れている中、練習のためにあれこれ負担が発生すると今後が持たないです。
諸々を考えると思い切ってリフォームをするのも、ある意味合理的なのかもしれません。
家を改造する例もある
オーディションのために声を出せる部屋を作る場合、選択肢をいくつか持てるはずです。
例えば簡単な内容として、部屋の中に防音ルームを設けるという方法があります。
ミニサウナ程度の僅かなスペースだろうと、とりあえず声を出すことができれば良いわけですので、小さいながらも防音ルームを設置することは可能です。
費用面でも負担も減りますし、あまり場所も取らないことで生活環境を大きく変えずに設置できるでしょう。
しかしそんな規模に留まらないリフォームを行うというケースもあります。
大規模なものですと、部屋を壊して設備を作り出すようなこともあるのです。
もはやスタジオそのものが家にあり、防音設計どころか鏡張りで動きの練習などができるようにする例も確認できます。
また中には、既存の部屋にプラスして一室を丸ごと生み出すという、家の大胆改造をするほどの場合もありますので、オーディションへの強い意気込みを感じるものですし、子供への並々ならぬ愛情を窺い知れます。